大切に使ってきた革鞄が、いつの間にか色褪せていた。縫い目がほつれ、角が破れてしまった——そんな悩みを抱えながら、修理先を探している方は少なくないだろう。
大阪府松原市で工房を構える shoes studio tomo.ni(靴工房ともに)を訪ね、店主の中口智仁さんに話を聞いた。靴修理とオーダーシューズを主軸とする個人工房だが、革鞄の修理にも対応しているという。
革鞄のトラブル、まず実物を持参して相談を
「まず実物を見せていただくことが大切です」と中口さんは話す。色褪せや染め直し、破れや縫い直し、ほつれの補修など、革鞄に生じるトラブルはさまざまだ。shoes studio tomo.ni では、持ち込まれた革鞄の状態を確認したうえで、対応可否や作業内容を判断しているとのことだ。
革製品は一点一点で状態が異なる。「電話だけでは判断しにくい部分もある。できるだけ実物を持ってきていただければ」と中口さんは語る。大阪で革鞄の修理先を探している方にとって、気軽に持ち込める窓口のひとつになりそうだ。
修理はすべてお預かり対応——来店前に知っておくこと
同工房の修理作業は、すべてお預かりでの対応となる。即日での仕上げには対応していないため、時間に余裕をもって持ち込む必要がある。この点は、靴修理・鞄修理を問わず共通の方針だとのことだ。
料金については、革鞄の作業内容によって異なるため、来店時に中口さんへ直接確認することをすすめる。参考として、靴修理ではハーフソール(滑り止め・補強)が¥2,750〜、すべり革(履き口修理)が¥3,300〜、オールソール(靴底全体の交換)が¥9,900〜といった料金体系になっている。いずれも税込・¥〇〇〜表記であることから、素材や状態によって変動することが読み取れる。
なお、靴修理については他社製品も受け付けているとのことだ。
靴修理と革製品、両方を手がける個人工房
中口さんは1993年生まれ。靴小売店での販売員経験を持ち、同時期に靴製作の技術を習得。2018年には靴修理の技術を学び、同年12月に富田林市で創業した。2023年4月に現在の松原市へ移転し、現在に至る。
店主1人が向き合う個人工房のため、持ち込まれた品物の状態を丁寧に確認したうえで作業方針を伝えてもらえる体制がある。革鞄の修理を大阪で探しているなら、靴と革製品の両方を扱うこの工房を選択肢のひとつとして検討してみてはいかがだろうか。
なお、店舗専用の駐車場はなく、近隣の有料パーキングを利用することになる。アクセスの詳細は公式サイトで確認できる。
まとめ
shoes studio tomo.ni(靴工房ともに)は、大阪府松原市に拠点を置く靴修理・オーダーシューズの個人工房だ。革鞄の修理にも対応しており、色褪せ・破れ・ほつれなどのトラブルを抱えた革製品の相談窓口として機能している。
修理はすべてお預かり対応で、即日仕上げはない。まずは実物を持参し、状態を確認してもらうところから始まる。大切な革鞄の修理先を大阪で探しているなら、一度相談してみるとよいだろう。