ファーストシューズ選びで迷ったら、靴職人に聞いてみた
赤ちゃんの初めての靴に何を選べばよいのか、迷う親御さんは少なくない。市販品でよいのか、素材は何が向いているのか、サイズはどう選べばよいのか——。今回は、ファーストシューズの選び方について、大阪府松原市で工房を構える shoes studio tomo.ni を訪ね、店主の中口智仁さんに話を聞いた。
中口さんは1993年生まれ。2015年から靴販売の現場で経験を積みながら靴製作を学び、2018年12月に創業。2023年4月には大阪府松原市へ工房を移転し、現在も靴修理・オーダーシューズ・ファーストシューズの制作を1人で手がけている。
ファーストシューズとは
ファーストシューズとは、赤ちゃんが初めて履く靴のことだ。伝い歩きから独り歩きへと移行する時期に合わせて用意するほか、出産祝いや1歳の誕生日の記念品として贈られることも多い。
赤ちゃんの足はまだ骨格も筋肉も発達途上にあり、大人の足とは構造が大きく異なる。骨の多くはまだ軟骨状態のため外部からの影響を受けやすいともいわれており、最初の一足をどう選ぶかは親御さんにとって気になるテーマのひとつだろう。
靴職人が語る、ファーストシューズ選びのポイント
中口さんに、ファーストシューズの選び方として押さえておきたいポイントを聞いた。
- 素材の柔軟性: 中口さんによれば、本革は足になじみやすく通気性にも優れているとのことだ。硬すぎる素材は赤ちゃんの足指の動きを妨げることもあるため、適度な柔らかさのある素材を選ぶのが望ましいという。
- サイズの合わせ方: 大きすぎる靴は歩行の安定を損ないやすく、小さすぎると足を圧迫してしまう。つま先にほんの少し余裕がある状態が一般的な目安とされている。
- 靴の重さ: 足の筋肉が未発達な赤ちゃんにとって、靴の重量は歩きやすさに直結する要素のひとつだ。なるべく軽量なものを選ぶとよいとのことだ。
- 留め具の形状: マジックテープ式やひも式など、しっかりと固定でき、着脱しやすい設計かどうかも確認したいポイントだという。歩き始めの時期は、靴が足にしっかり固定されることが特に重要だ。
shoes studio tomo.ni のファーストシューズ
同工房では、本革を使ったオーダーメイドのファーストシューズを¥18,700〜で制作している。対応サイズは12cmのみで、受注から完成まで4〜5週間の制作期間を要するとのことだ。
量産品とは異なり、一から手がけられた一足として、出産祝いや誕生記念のプレゼントとして選ばれることも多い。制作期間があるため、贈る予定がある場合は余裕を持って早めに問い合わせるとよいだろう。詳細なスケジュールや仕様については公式サイトで確認できる。
まとめ
ファーストシューズの選び方として、素材の柔軟性・サイズの合わせ方・靴の重さ・留め具の形状といった基本ポイントを押さえておくことが大切だ。赤ちゃんの足は繊細で成長も早いため、一つひとつの要素を丁寧に確認したい。
shoes studio tomo.ni では、本革を使ったオーダーメイドのファーストシューズ(¥18,700〜、12cmのみ対応、制作期間4〜5週間)を手がけている。記念品や贈り物として検討している方は、余裕を持って問い合わせてみるとよいだろう。